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子どもと家族に寄りそうNPO

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「みてね基金」が助成したNPO(非営利団体)の紹介記事をまとめました。
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#みてね

「10代ら若者をひとりにしない」食品や現金支給も、心に寄り添う無料LINE相談の背景

認定NPO法人D×P(ディーピー)「認定NPO法人D×P(ディーピー)」では、13歳から25歳の「ユース世代の孤立」を解決するため、さまざまな困難を抱える若者の相談をオンラインで受け、必要に応じて食糧や現金等の支援をしながら社会につなぐ活動をしている。 「みてね基金」の助成事業では、無料のLINE相談「ユキサキチャット」の業務を効率化。それによって時間が生まれ、個々の相談者に寄り添った支援が可能に。 困難な状況に置かれた若者たちの背景を想像してみる。それだけで、世の中が良

LINEで社会的支援の“壁”を突破、誰もが支援を受けて子育てできる社会へ

認定NPO法人フローレンス「認定NPO法人フローレンス」が、困難な状況にある家庭ほど支援が届きにくいという課題を解決するため、「デジタルソーシャルワークのモデル開発とデジタル児童相談所創設」事業(以下デジタルソーシャルワーク構想)に取り組んでいる。 LINE登録するだけで、自分の地域にあった子育てお役立ち情報を入手できる他、ボタン1つで宅食支援の申込も可能。 日頃からゆるくつながっているからこそ、何気ないことも相談できる。人間相手だと言いにくいような気持ちの受け止めには、

三角定規って何? 日本社会で孤立する海外ルーツの子育て家庭を「まるごと支援」

認定NPO法人キッズドア「認定NPO法人キッズドア」は、海外ルーツの子どもとその家族の困りごとを解決するために情報発信と居場所づくりをスタート。文化や価値観、学校や子どもとの関わり方のギャップ解消を支援している。 海外から移住し、子育てをする家族は、日本と母国との文化や子育ての違いに戸惑い、困っても誰にも相談できないまま生活していることが多い。それは、子どもの孤独感や自己肯定感の低下、不就学など、解決が困難な社会課題を引き起こす要因にもなっている。 もし身近に海外ルーツの

日本に子どもの成長支援に特化したフードバンクを 〜カット済み野菜や肉、牛乳も届ける独自支援の背景〜

公益社団法人東京子ども子育て応援団「自家用車で40軒」から始まった食糧支援 公益社団法人東京子ども子育て応援団は、ひとり親家庭や障がい者家庭など、都会の中で孤立しがちな子育て家庭を「食」の面で支える活動を続ける団体です。 2015年秋、コンサルティングファーム・投資ファンド出身の河野司さんと元裁判官で弁護士の今村和彦さんによって、東京・練馬で子ども食堂をスタートすることから、地域に根差した支援活動が始まりました。 食堂の運営を通じて、「子どもたちの健やかな成長と明るい食

地域とのつながりも育む「体験格差」解消 すべての子どもが希望を持てる社会へ

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン東日本大震災をきっかけに、経済的な困難を抱える子どもたちの学習活動に使える「スタディクーポン」を発行、経済的な背景による学習機会の格差解消に取り組む。 学習機会の格差だけでなく、スポーツや芸術など、子どもたちの体験機会の格差を解消したい、という長年の思いから「子どもの体験奨学金事業ハロカル」を開始。 「ハロカル」の思いに共感した全国各地の地域団体とともに、一人でも多くの子どもたちの「体験格差」解消と、子どもたちが安心して過ごせる地域

「心が傷ついた少女たちを助けたい」子どもが大人に頼れる場をつくる京都の子ども食堂

NPO法人happiness居場所づくりで大切にしたいのは、楽しいこと、大人が子どもと一緒に考えること。しんどいことはこっそり聞く。 親の虐待から逃げてきた少女たちに願うのは、「生きていてよかった」と思ってくれること。 子育てはほどほどに。頑張りすぎると困った問題が起こる原因にも。まわりに助けてもらいながら楽しんでくれたら。 「自分を受け入れてもらえた」実体験が人生を変えた 宇野さんが「ハピネス子ども食堂」を始めたのは、2005年に初めて出産を経験してから11年後。大

ろう・難聴の子どもの「聞こえないからできない」を「やりたい」「できる」に変えるヒント

NPO法人SilentVoice「プロセスを考える」を習慣化すると、子どもの問題解決力が育つ。 大人は子どもの「やりたい」を吸い上げ、実現方法を一緒に考えるサポート役。 コミュニケーションは子どもがチャレンジするためのエンジン! 先生が言っていることがわからなくて、なかなか授業についていけなかったり。友だちと「お昼休み、何して遊ぶ?」と話し合うときも、会話の流れがわからず最後に決まったことだけ伝えられたり。学校生活でこんな毎日を送る子どもたちがいます、と井戸上さんは言い

子どもの発達の不安は家庭で抱え込まないで その子らしい「わんぱく」な成長を応援する

認定NPO法人発達わんぱく会2010年に設立した「認定NPO法人発達わんぱく会」は、子ども一人ひとりの「その子らしさ」を大切に発達の支援を行う団体です。 周囲とのコミュニケーションに悩み、社会不適応になる方がいることを知り、「もっと早い段階で療育の機会があれば、その人らしい力を発揮していけるのでは」と、子ども向け療育施設を立ち上げたのが、理事長小田さんの活動の出発点。 子どもの心を育てることを大切に、小さな、しかし確実な子どもの成長をお母さんお父さんに伝え、子どもの周りの

「あそびこそ最高の学び」子どもと大人が一緒に “成長”できる学童保育

NPO法人Chance For All子どもの「小さな変化」を見逃さない。大人に対する子どもの「自分をわかってくれる」につながるから。 思いきり遊ぶ経験や思い出は、子どもが悩みを解決できる力になる。 「自分の子どもはスペシャル」を真ん中に悩みながら子育てしよう。 子どもの成長を見逃さない 「職員とよく話していることがあります。それは、『子どもに成長を求めない』です」と、中山さんは「CFAKids」で大切にしていることの一つについて話してくれました。 「でも、成長は見

「子どもの願いをかなえたい」。医療ケア児と家族を支える“お節介”集団

NPO法人にこり福岡で活動を行なう「NPO法人にこり」は、医療ケアが必要な子どもと家族を支援。松丸実奈さんが友人の出産をきっかけに設立し、これまで200人近い子どもたちと向き合ってきました。 医療ケア児と一緒に、お祭りや海遊びなど、“ぶっ飛んだ企画“に積極的にチャレンジ。 「日本は先進医療国で、『赤ちゃんが死なない国』と言われているけれど、『赤ちゃんが幸せな国』でもあってほしい」と、代表の松丸さん。 活動を続けるためのこだわりは「100%を目指さないこと」。うまくできる

「子どもの立場から考える」。親の離婚を経験した子どもにとって、本当に必要な「支援」とは?

特定非営利活動法人ウィーズ親の離婚が珍しくない今の社会に、子どもの視点に立って、LINE相談窓口などを通じて家庭環境や親との関係に悩む子どもたちをサポート。過去の家庭環境のトラウマから抜け出せない人たちにも対応している。 「子どもからの依頼を受け入れられるように」と、2019年には民間で初めて面会交流(*1)支援の無料化に踏み切った。 目指すのは、「ひとりひとりが価値ある自分を信じられる社会」。さまざまな活動を通じて自尊心をはぐくみ、家庭や命の尊厳が守られる社会づくりに取

20周年をむかえた国際協力団体が定義する自らの存在意義

認定NPO法人テラ・ルネッサンス こんにちは、みてね基金事務局です。 「みてね基金」第二期イノベーション助成*の採択団体の認定NPO法人テラ・ルネッサンス(以下、テラ・ルネッサンス)の京都事務局にお伺いした際の訪問レポートをお届けします。テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、アジア、アフリカを中心に地雷の撤去支援、紛争や災害を受けた人々の自立支援を行っています。 *第二期イノベーション助成:子どもや家族にとってよりよい社会や仕組みづ

日本ならではの文化で社会問題に挑むお坊さんたちのチーム力

認定NPO法人おてらおやつクラブ  こんにちは、みてね基金事務局です。 「みてね基金」第二期ステップアップ助成*の採択団体の認定NPO法人おてらおやつクラブ(以下、おてらおやつクラブ)を訪問した際のレポートをお届けします。おてらおやつクラブは、お寺の「おそなえ」を仏さまからの「おさがり」として、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。 *第二期ステップアップ助成:子どもや家族のニーズに寄り添いながら地道に活動を続けている全国各地の団体が、事業や組織の基

医療中の子どもと家族に普段の生活を 心も休息できる施設

NPO法人チャイルド・ケモ・ハウス こんにちは、みてね基金事務局です。 「みてね基金」第二期ステップアップ助成*の採択団体のNPO法人チャイルド・ケモ・ハウス(以下、チャイルド・ケモ・ハウス)を訪問した際のレポートをお届けします。チャイルド・ケモ・ハウスは、小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子どもと家族が一緒に滞在できる宿泊可能な診療所を「公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金」とともに運営されています。 兵庫県神戸市、海に囲まれたポートアイランド内にチャイルド