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子どもと家族に寄りそうNPO

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「みてね基金」が助成したNPO(非営利団体)の紹介記事をまとめました。
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「心が傷ついた少女たちを助けたい」子どもが大人に頼れる場をつくる京都の子ども食堂

NPO法人happiness居場所づくりで大切にしたいのは、楽しいこと、大人が子どもと一緒に考えること。しんどいことはこっそり聞く。 親の虐待から逃げてきた少女たちに願うのは、「生きていてよかった」と思ってくれること。 子育てはほどほどに。頑張りすぎると困った問題が起こる原因にも。まわりに助けてもらいながら楽しんでくれたら。 「自分を受け入れてもらえた」実体験が人生を変えた 宇野さんが「ハピネス子ども食堂」を始めたのは、2005年に初めて出産を経験してから11年後。大

「多様な性」から「多様性」へLGBTQの子どもたちも安心して過ごせる学校現場をつくる

認定特定非営利活動法人ReBit徐々に広がるLGBTQの認知 一方で、教えるための知識は不足 「お母さん、もしかしたら私、女の子が好きかもしれない」。もしも自分の娘からそんな悩みを打ち明けられたら、どんな言葉をかけますか? 「多様な性のあり方」を意味するLGBTQ(※)という言葉の認知はここ数年で徐々に広まりつつあります。10代が親しむ芸能人やインフルエンサーの中に、LGBTQであることを公表する人が増えたことや、SDGsに向けた取り組みとして企業・団体による啓発活動が活

「世界最貧国」アフリカ・ブルンジでストリートチルドレンをゼロにする!

認定NPO法人テラ・ルネッサンス紛争経験国で「取り残された」人々を支援 突然ですが、質問です。あなたは「ブルンジ」という国をご存知でしょうか? ブルンジは、東アフリカの内陸に位置する共和国。植民地期に煽られたフツ人とツチ人の衝突から引き起こされた虐殺・内戦により、多大なる傷跡を抱える世界最貧国の一つです。隣接するルワンダと比べてその実情はほとんど報じられておらず、ゆえに「支援から取り残された国」でした。 このブルンジでストリートチルドレン※とその保護者の自立支援活動を行なっ