マガジンのカバー画像

子どもと家族に寄りそうNPO

38
「みてね基金」が助成したNPO(非営利団体)の紹介記事をまとめました。
運営しているクリエイター

#発達障害

子どもの発達の不安は家庭で抱え込まないで その子らしい「わんぱく」な成長を応援する

認定NPO法人発達わんぱく会2010年に設立した「認定NPO法人発達わんぱく会」は、子ども一人ひとりの「その子らしさ」を大切に発達の支援を行う団体です。 周囲とのコミュニケーションに悩み、社会不適応になる方がいることを知り、「もっと早い段階で療育の機会があれば、その人らしい力を発揮していけるのでは」と、子ども向け療育施設を立ち上げたのが、理事長小田さんの活動の出発点。 子どもの心を育てることを大切に、小さな、しかし確実な子どもの成長をお母さんお父さんに伝え、子どもの周りの

障がいも不登校も関係ない 阿蘇の大自然で行うインクルーシブ教育

一般社団法人sol障がい児サービス(児童発達支援、保育所等訪問支援、放課後等デイサービスなど)の利用児童数は増える傾向にあり、2019年度は2014年度に比べて約2.3倍になった(※1)。 小・中学校を長期欠席した児童生徒のうち、2020年度の「不登校(90日以上登校していないこと)」の児童生徒数は196,127人。児童生徒1,000人あたりの不登校児童生徒数は20.5人(前年度18.8人)と8年連続で増加し、過去最多となっている(※2)。 「みてね基金」に採択された「一

LINE相談でより身近に 発達障がいを支援する「家庭内療育」

特定非営利活動法人ADDS発達障がいとは心の病気ではなく、脳の機能の違い。発達を支援する「療育」によって成長をサポートできる。 「療育」には、専門家のサポートだけでなく、多くの時間を共に過ごす家族からの働きかけが重要。 「みてね基金」に採択された「特定非営利活動法人ADDS」は、発達に不安がある子どもの家族がLINEで気軽に相談できるプラットフォーム「kikotto(キコット)」の開発に力を入れている。 保護者とチームになって発達支援をサポートする 「うちの子、もしか