マガジンのカバー画像

子どもと家族に寄りそうNPO

38
「みてね基金」が助成したNPO(非営利団体)の紹介記事をまとめました。
運営しているクリエイター

#若者

「10代ら若者をひとりにしない」食品や現金支給も、心に寄り添う無料LINE相談の背景

認定NPO法人D×P(ディーピー)「認定NPO法人D×P(ディーピー)」では、13歳から25歳の「ユース世代の孤立」を解決するため、さまざまな困難を抱える若者の相談をオンラインで受け、必要に応じて食糧や現金等の支援をしながら社会につなぐ活動をしている。 「みてね基金」の助成事業では、無料のLINE相談「ユキサキチャット」の業務を効率化。それによって時間が生まれ、個々の相談者に寄り添った支援が可能に。 困難な状況に置かれた若者たちの背景を想像してみる。それだけで、世の中が良

「SALA=学校」+「SUSU=がんばって!」未来のカンボジアを担う若者に「頑張れる力」を

特定非営利活動法人SALASUSU工房でのものづくりで伝えたいのは技術よりも「ライフスキル」 「特定非営利活動法人SALASUSU」の出発点は、20年前に遡ります。当時、大学生だった村田早耶香さんが中心となって立ち上げた「かものはしプロジェクト」。「子どもが売られない世界をつくる」をミッションに掲げ、世界の人身売買の問題を解消するために結成された団体です。活動はカンボジアからスタートしました。 設立メンバーの一人だった青木さんは、2009年にカンボジアに渡り、「コミュニテ