【イベントレポート】「みてね基金」第二期・第四期イノベーション助成団体の合同イベントを開催!
「みてね基金」第二期イノベーション助成7団体、第四期イノベーション助成4団体をお招きして、合同イベントを開催しました!
イノベーション助成とは、以下2つを満たした事業に対して、3年間で最大1億円を助成するプログラムです。
子どもやその家族を取り巻く社会課題の解決に向けて、「みてね基金」が定める「難病・障がい」「教育」「貧困」「出産・子育て」「虐待」の5つの領域に取り組む事業
団体の活動で生み出される社会的なインパクトに加えて、自団体を超えた、より大きな社会システムの変革につながりうる事業
第二期イノベーション助成は2024年3月31日で3年間の助成期間が終了し、入れ替わるように、2024月4日1日に第四期イノベーション助成の3年間の助成期間がスタートしました。
今回のイベントのテーマは2つ。
テーマ① 第二期イノベーション助成団体にとって、次のステージへ向かう場になる
テーマ② イベント参加団体が学び合い、高め合う関係性をつくる
テーマ① 第二期イノベーション助成団体にとって、次のステージへ向かう場になる
まず、第二期イノベーション助成7団体に、3年間の助成期間を振り返っていただきました。成果だけではなく、助成期間中の困難や計画の変更、積み残した課題、そして今後の方向性などもご共有いただき、中にはスタートしたばかりの第四期イノベーション助成団体へのアドバイスも。
イノベーション助成に期待される「より大きな社会システムの変革につながりうる事業」の実現のために全力で走り抜けた3年間。この取り組みが種となり芽となり、5年後、10年後には社会に大きな花を咲かせることを期待しています。
テーマ② イベント参加全団体が学び合い、高め合う関係性をつくる
次に、第四期イノベーション助成4団体より、取り組む事業内容と第二期イノベーション助成団体に相談したい課題を発表していただきました。
第二期イノベーション助成団体からは、「素晴らしい視点」「連携できそう」「一度壁にぶつかることがあると思う」「相談にのれることがあると思う」など、称賛、激励、支援のフィードバックを多数いただきました。
最後に、みてね基金・笠原健治より、みてね基金立ち上げの経緯や、非営利団体を支援する背景、自身が推進する「家族アルバム みてね」を通じた事業や組織の課題と対策について共有し、イベントは終了しました。
3年間は長いようですが、“イノベーションを起こす”という視点では短く、成果としてアウトプットできたことは限られているかもしれません。しかし、5年後、10年後には大きなアウトカムを期待できると実感できた時間でした。
第二期イノベーション助成7団体のみなさま、
3年間、ご支援する機会をいただき、ありがとうございました!
第四期イノベーション助成4団体のみなさま、
3年間、ご支援する機会をいただき、ありがとうございます!
参加団体からのコメント
■第二期イノベーション助成
第二期の団体さんがロビイングやアドボガシーに力を入れられていることがとても良いと思いました。NPOの活動では、課題を社会に知ってもらうこと、さらに、その解決策を小さくても良いからモデルとして示すことが、非常に重要だと、キッズドアも創業時から思っているので、社会インフラとなることをそれぞれの団体が目指しているのは、素晴らしいと思いました。全団体では、キッズドアは、特に第四期の団体さんよりは経験値があると思うので、それをぜひ共有できればと感じました。
認定NPO法人キッズドア 渡辺由美子
キックオフと成果報告が一緒で、振り返りと思い入れを同時に聞くことができる機会は貴重でした。
認定NPO法人3keys 鈴木達也
(当たり前のことですが)各団体がそれぞれ理想を持って着実に事業を進めていることがとても印象に残りました。普段自分の事業に集中していると周りの方々がどんな想いでどんな行動をしているのか知る時間が少なくなってしまいますが、新たな団体の新たな取り組みをたくさん知れたことで、さらに自分は自分の取り組む課題により一層邁進しようと思うことができました。このつながりを保ちながら、お互いの事業のより良い発展のために、理想の社会のためにもっと協力できたらと思いました。
認定NPO法人テラ・ルネッサンス 川島綾香
※第二期イノベーション助成の採択団体(助成事業詳細)
特定非営利活動法人キッズドア
認定NPO法人3keys
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
公益社団法人東京子ども子育て応援団
特定非営利活動法人フローレンス
特定非営利活動法人みんなのコード
■第四期イノベーション助成
どの取り組みも本当に素晴らしかったですし、どの団体の方も真摯に発表を聞いてくださって、温かい気持ちになりました。みなさん試行錯誤されながら、子どもたちのために頑張ろうとされていることがやはり印象に残りました。
特定非営利活動法人ウィーズ 光本歩
普段意図的に時間をとって他の団体の事業について聞くことは少ない(Webサイトや記事をざっと見る程度)ので、今回内容をより知ることができて、連携できそうなとことのイメージも湧きました。
認定NPO法人CLACK 平井大輝
参加された他団体と連携・協業の可能性が出てくるアイデアが2つあり、早速MTGを実施しています。こういった想定していなかった副産物(成果?)があり、(イベントの目的でもある)高め合う関係性をつくることにつながりそうです。
NPO法人チャリティーサンタ 清輔夏輝
第二期の振り返りをお聞きすることができ、3年間どのような計画を立て、どのように修正してやっていくべきか理解できました。
特定非営利活動法人Chance For All 川合福太郎
※第四期イノベーション助成の採択団体(助成事業詳細)
特定非営利活動法人ウィーズ
認定NPO法人CLACK
特定非営利活動法人チャリティーサンタ
特定非営利活動法人Chance For All